鉛粉(読み)ナマリフン

デジタル大辞泉 「鉛粉」の意味・読み・例文・類語

なまり‐ふん【鉛粉】

鉛の粉末蒔絵まきえ顔料として用いる。

えん‐ぷん【鉛粉】

古くおしろいに用いた、鉛を原料とする白色顔料。現在は塗料絵の具に用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「鉛粉」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぷん【鉛粉】

  1. 〘 名詞 〙(なまり)を原料とした白色顔料。古くは白粉(おしろい)として用いられたが、現在は塗料や絵の具に使われる。鉛華(えんか)鉛白(えんぱく)
    1. [初出の実例]「其の造れる鉛粉(エムフン)を美(ほ)めたまへり」(出典日本書紀(720)持統六年閏五月(北野本訓))
    2. [その他の文献]〔韋元甫‐木蘭詩〕

なまり‐ふん【鉛粉】

  1. 〘 名詞 〙 鉛の粉末。蒔絵(まきえ)の顔料に用いる。

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