デジタル大辞泉 「鉢鉢」の意味・読み・例文・類語 はっち‐はっち【▽鉢▽鉢】 [感]「はちはち(鉢鉢)」の音変化。「托鉢たくはつの道心者、―と門に立つ」〈浄・堀川波鼓〉 はち‐はち【鉢鉢】 [感]托鉢たくはつ僧が、門前に立って物乞ものごいをするときに発する語。はっちはっち。「御存じの坊主―」〈浮・椀久一世〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鉢鉢」の意味・読み・例文・類語 はち‐はち【鉢鉢】 〘 感動詞 〙 托鉢の僧が門口に立って施物を乞う時にいう語。[初出の実例]「御ぞんじの坊主はちはち浮世じゃなはちはち昔じゃなはちはち」(出典:浮世草子・椀久一世(1685)下) はっち‐はっち【鉢鉢】 〘 感動詞 〙 「はちはち(鉢鉢)」の変化した語。[初出の実例]「あんぎゃのそうにはちをひらき申、はっちはっち」(出典:虎明本狂言・悪坊(室町末‐近世初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例