鉾ヶ崎古墳群(読み)ほこがさきこふんぐん

日本歴史地名大系 「鉾ヶ崎古墳群」の解説

鉾ヶ崎古墳群
ほこがさきこふんぐん

[現在地名]福井市鉾ヶ崎町

鉾ヶ崎東部、文殊もんじゆ山系の標高五〇メートル余の丘陵上にあり、方墳・円墳前方後円墳の三九基からなる。群内唯一の前方後円墳である七号墳は全長約三八メートル、当地を含む麻生津あそうづ地域における古墳の分布状況からみて、被葬者は西方にある安保山あぼやま一号・二号墳、鼓山つづみやま古墳などの前方後円墳の被葬者の後代の首長と考えられ、五世紀頃の築造と思われる(「安保山古墳群」福井県教育委員会・一九七六年)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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