鼓山(読み)こざん

世界の観光地名がわかる事典 「鼓山」の解説

こざん【鼓山】

中国の福建省の省都、福州(フーチョウ)市の中心部から東北約7.5kmにある、標高969mの山。鱔渓と東山渓滝をはじめ、多数の渓谷や滝のある深山幽谷で、福州鼓山風景区となっている。また、この山の中腹、標高445mには、梁の時代の908年に創建された禅宗寺院・湧泉寺がある。この寺は、福建省五大寺院の筆頭の寺院で、門前にわき出している泉(即羅漢泉)が寺名の由来になっている。境内には、山門のそばにある千仏陶塔、清朝の康煕帝(こうきてい)の筆といわれる「涌泉寺」の扁額(へんがく)のかかる天王殿、「三世像」と呼ばれる三体の釈迦牟尼塑像を安置した大雄宝殿、後梁時代に建てられた法雨堂など、歴史を秘めた古い堂宇、伽藍(がらん)が建ち並んでいる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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