銀輪王(読み)ゴンリンオウ

デジタル大辞泉 「銀輪王」の意味・読み・例文・類語

ごんりん‐おう〔‐ワウ〕【銀輪王】

転輪王の一。銀の輪宝を感得し、須弥山しゅみせんの東・南・西三州を統治する王。ぎんりんおう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「銀輪王」の意味・読み・例文・類語

ごんりん‐おう‥ワウ【銀輪王】

  1. 仏語転輪聖王一つ。銀の輪宝を持し、須彌山(しゅみせん)四州のうち三州を統治するという。銀輪
    1. [初出の実例]「六万歳の時、銀輪王(ごんりんわう)出でて、東・西・南三州を領し」(出典神皇正統記(1339‐43)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android