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銀鏡神楽 しろみかぐら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

銀鏡神楽
しろみかぐら

宮崎県西都市銀鏡にある銀鏡神社で毎年 12月12~16日に行なわれる祭礼で演じられる神楽米良神楽とも呼ばれる。全部で 33番あり,13日の夕刻に宿神と呼ばれる地主神を迎える 1番の「星の神楽」が舞われ,14日夕刻に近隣の神社からの神々の面を迎える「面様迎え」を行なったあと,夜 8時頃から翌 15日昼頃にかけて残り 32番が夜通し演じられる。そのうち 2~31番は,境内を注連縄と 5色の御幣などで仕切った外神屋(そとこうや)を舞台とし,面を着けない神事舞や天岩戸開きの神話劇を演じる仮面の舞などが行なわれる。31番「鎮守」で外神屋に勧請した神々を帰すと,イノシシ狩りの様子を演じる「ししとぎり」が行なわれ,その後,頭の前後に面を着け臼と杵を持ったおどけ役と舞手が社務所台所に入り,33番「神送り」の舞が演じられる。翌 16日には神社下の川辺で,イノシシの耳を切り取って串刺しにし,山の神に供えて 1年間にとった獣の霊を慰めるシシバ祭が行なわれる。国指定重要無形民俗文化財

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

銀鏡神楽

毎年12月の銀鏡神社の大祭で奉納される。狩猟や焼き畑など、山の生活ならではの民俗や、一帯に伝わる日向神話などで構成している。33番まであり、13日に1番「星の神楽」からスタート。残りは14日~15日に徹夜で奉納される。祭殿にはイノシシの頭を供える。見せ場の一つは、32番の「ししとぎり」。男女2人の神がイノシシの足跡を追い、射止め、持ち帰るまでの狂言劇だ。1977年、県内の神楽で初めて、国の重要無形民俗文化財に指定された。

(2011-06-17 朝日新聞 朝刊 宮崎全県 1地方)

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