デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「銭屋宗徳」の解説 銭屋宗徳 ぜにや-そうとく ?-1683 江戸時代前期の茶人。銭屋宗訥(そうとつ)の子。和泉(いずみ)(大阪府)堺(さかい)の人。千宗旦(そうたん)にまなび,清巌宗渭(せいがん-そうい)と交友をもつ。宗渭の句を鋳込んだ釜をつくらせ,これで飯をたき,湯をわかし茶をたてた。このため一釜宗徳とよばれた。天和(てんな)3年2月18日死去。姓は松江。号は自在庵,一釜斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例