清巌宗渭(読み)せいがん そうい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清巌宗渭」の解説

清巌宗渭 せいがん-そうい

1588-1662* 江戸時代前期の僧。
天正(てんしょう)16年生まれ。臨済(りんざい)宗。賢谷宗良(けんこく-そうりょう)の法をつぐ。京都大徳寺,江戸品川東海寺の住持となる。書画にすぐれ茶道に通じた。千宗旦(そうたん)参禅の師。寛文元年11月21日死去。74歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身俗姓佐々木。号は自笑,孤陋(ころう)。諡号(しごう)は清浄本然禅師。著作に「清巌禅師十八ケ条」(茶事の心得)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む