最新 地学事典 「鋭敏色」の解説
えいびんしょく
鋭敏色
sensitive color
レターデーション575nmの赤紫色の干渉色。レターデーションが575nmよりわずかに大きいと青色,わずかに小さいと黄色の干渉色となり,この色を境にして,鋭敏に干渉色が変わるのでこの名がある(J.B.Biot命名)。このレターデーションは(010)に平行な厚さ約0.0115cmの石膏板の値であるので,偏光顕微鏡には付属品としてこの石膏検板がついていて,鉱物の干渉色にこの干渉色を重ねることにより,微弱な複屈折の認定や結晶の光学性の判定などに利用する。
執筆者:端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

