錆声(読み)さびごえ

精選版 日本国語大辞典 「錆声」の意味・読み・例文・類語

さび‐ごえ‥ごゑ【錆声】

  1. 〘 名詞 〙 謡物など芸事修練または職業柄生じた、やや枯れて趣のある声。枯れて渋味のある声。
    1. [初出の実例]「或は錆声(サビゴヱ)端唄をやるなどと開けましたが」(出典真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝五八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む