錆声(読み)さびごえ

精選版 日本国語大辞典 「錆声」の意味・読み・例文・類語

さび‐ごえ‥ごゑ【錆声】

  1. 〘 名詞 〙 謡物など芸事修練または職業柄生じた、やや枯れて趣のある声。枯れて渋味のある声。
    1. [初出の実例]「或は錆声(サビゴヱ)端唄をやるなどと開けましたが」(出典真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝五八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む