デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「錦部河内」の解説 錦部河内 にしごりの-かわち ?-? 奈良時代の女官。天平勝宝(てんぴょうしょうほう)5年(753)女嬬(にょじゅ)から内侍(ないし)となる。命婦(みょうぶ)として聖武天皇の後宮に出仕,孝謙天皇の奉写執経にもたずさわる。道鏡が実権を掌握していたころ官位をうばわれたらしいが,宝亀(ほうき)2年もとの従五位上にもどった。姓は「にしごりべ」ともよむ。名は川内,河内売とも。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例