鎌田魚妙 かまた-なたえ
1727-1797* 江戸時代中期-後期の武士,刀剣研究家。
享保(きょうほう)12年生まれ。西洞院時名(にしのとういん-ときな)につかえ,のち武蔵川越藩(埼玉県)藩主松平家の家臣となる。安永6年(1777)新刀研究の基礎文献となる「新刀弁疑」を,寛政8年古刀に関する「本朝鍛冶(かじ)考」をあらわした。寛政8年12月12日死去。70歳。伊予(愛媛県)出身。通称は源吾,三郎太夫。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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