精選版 日本国語大辞典 「鎧・甲」の意味・読み・例文・類語
よろい よろひ【鎧・甲】
[1] 〘名〙
※古事記(712)中「是に其兄王、兵士を隠し伏せ、衣の中に鎧(よろひ)を服(き)て、河の辺に到りて」
※昔の街(1974)〈高橋たか子〉「知らぬと言いきってしまう、あの無表情の鎧を」
④ =よろいがた(鎧形)①
※讚岐典侍(1108頃)下「玉のかうぶりし、あるは錦のうちかけ、近衛づかさなど、よろひとかやいふ物著たりしこそ、見もならはず」
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