鏑木梅渓(読み)かぶらぎ ばいけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鏑木梅渓」の解説

鏑木梅渓 かぶらぎ-ばいけい

1750-1803 江戸時代中期-後期画家
寛延3年生まれ。長崎派荒木元融(げんゆう)にまなぶ。江戸にでて清(しん)(中国)の画家沈南蘋(しん-なんぴん)風の花鳥・人物画をえがいた。享和3年閏(うるう)1月3日死去。54歳。肥前長崎出身。本姓田中。名は世胤。字(あざな)は君冑(くんちゅう)。通称は弥十郎。作品に「柳下唐美人図」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android