鏗然(読み)コウゼン

デジタル大辞泉 「鏗然」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぜん〔カウ‐〕【×鏗然】

[ト・タル][文][形動タリ]金属・石・楽器などがかん高い音を出すさま。
置時計が…忽ち―と鳴って」〈谷崎少年

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鏗然」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぜんカウ‥【鏗然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 金属、石、楽器などが音を出すさま。また、水などが音を立てて落ちるさま。
    1. [初出の実例]「漁人挙網鏗然響、径尺玻瓈是断水」(出典竹外二十八字詩前編(1854)上・春寒江上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鏗然」の読み・字形・画数・意味

【鏗然】こうぜん

鏗爾

字通「鏗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android