普及版 字通 「鏘」の読み・字形・画数・意味


19画

[字音] ソウ(サウ)・ショウ(シャウ)

[字形] 形声
声符は將(将)(しょう)。〔広雅、釈訓〕に「鏘鏘んなり」とあり、金玉の音・玉佩の音・行歩容貌のさかんなさまをいう。また水声などをもいう。

[訓義]
1. 金玉の音、すんだ音。
2. すぐれてさかんなさま。
3. 字はまたに作る。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕鏗鏘 金石聲、加奈不(金石の声、かなふ)〔名義抄〕鏘 ユラメク・サカリ・カナヘリ・タカシ・ナラス/鏘々 タカシ・ナル・カネノウハフ/鏗鏘 ユラメク・ツグ 〔字鏡集〕鏘 スズノコヱ・カマビスシ・タカシ・ナル・サカリ・ナラス・ユラメク・カナヘリ

[熟語]
鏘金・鏘然・鏘鏘鏘洋
[下接語]
寒鏘・玉鏘・金鏘・鏗鏘・凄鏘・清鏘

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android