普及版 字通 「鏘」の読み・字形・画数・意味


19画

[字音] ソウ(サウ)・ショウ(シャウ)

[字形] 形声
声符は將(将)(しょう)。〔広雅、釈訓〕に「鏘鏘んなり」とあり、金玉の音・玉佩の音・行歩容貌のさかんなさまをいう。また水声などをもいう。

[訓義]
1. 金玉の音、すんだ音。
2. すぐれてさかんなさま。
3. 字はまたに作る。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕鏗鏘 金石聲、加奈不(金石の声、かなふ)〔名義抄〕鏘 ユラメク・サカリ・カナヘリ・タカシ・ナラス/鏘々 タカシ・ナル・カネノウハフ/鏗鏘 ユラメク・ツグ 〔字鏡集〕鏘 スズノコヱ・カマビスシ・タカシ・ナル・サカリ・ナラス・ユラメク・カナヘリ

[熟語]
鏘金・鏘然・鏘鏘鏘洋
[下接語]
寒鏘・玉鏘・金鏘・鏗鏘・凄鏘・清鏘

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む