日本歴史地名大系 「長塚節生家」の解説 長塚節生家ながつかたかしせいか 茨城県:結城郡石下町国生村長塚節生家[現在地名]石下町国生国生(こつしよう)集落西方に所在。県史跡。明治―大正(一八六八―一九二六)の歌人・小説家長塚節は豪農の長男に生れ、堆肥や農作物の研究を行い、傾きかけた家運を挽回するために炭焼や竹林経営を導入する一方、鬼怒(きぬ)川沿岸の貧農の生活を描いた長編小説で、農民文学の最高傑作「土」や歌集「鍼の如く」などの作品を残した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報