長大息(読み)チョウタイソク

デジタル大辞泉 「長大息」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐たいそく〔チヤウ‐〕【長大息】

[名](スル)長いため息をつくこと。また、そのため息。長嘆息。「長大息をもらす」
「沈思して時に―するのみの」〈露伴・風流魔〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「長大息」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐たいそく チャウ‥【長大息】

本朝文粋(1060頃)九・見遊女詩序〈大江以言〉「余毎此路此事、莫嘗為之長大息矣」
学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉五「之を患ふる者なきは、実に長大息す可きなり」 〔楚辞離騒

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android