長岡宮官衙跡(読み)ながおかきゆうかんがあと

日本歴史地名大系 「長岡宮官衙跡」の解説

長岡宮官衙跡
ながおかきゆうかんがあと

官衙跡の配置が判明している所は少なく、その一つは大極殿跡の北西三五〇メートルの、向日町一帯の丘陵裾部、標高三六―三八メートルの東へ傾斜する斜面を造成した上に建てられたものである。

周辺では南一五〇メートルの地点(向日町南山)で、官衙の回廊(複廊)跡が検出されている。しかし同遺構以西ではこれまでにまったく遺構が検出されていない。調査は昭和五三年(一九七八)に行われた。検出された建物正殿と東脇殿である。

正殿跡は身舎が桁行五間以上(七間)、梁間二間で、南北両廂のつく切妻造の礎石建物である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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