標高六〇―八〇メートル程度の向日丘陵とその東麓に位置し、東部はしだいに低くなって、標高一〇メートル前後の
丘陵は古くは
伏見(現京都市)や洛中からは「むこう」になることが、呼称の意であろうか。ただし「古事記」上巻にみえる「白日神」を向日神の誤字とする説が「古事記伝」などにあり、とすれば向日神の名称は奈良時代以前のものとなる。なお丘陵地一帯は南北朝時代頃から「
北山遺跡と重複して、旧
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報