長岡百穴古墳(読み)ながおかひやつけつこふん

日本歴史地名大系 「長岡百穴古墳」の解説

長岡百穴古墳
ながおかひやつけつこふん

[現在地名]宇都宮市長岡町

長岡丘陵中の小谷に南面する裾部にある。凝灰岩の露出した岩面に横穴をうがって墓としたもので五二基を数える。だいたい三段状に造られ群集墓の様相を呈する。すでに損傷を受けているものが多く羨道・前庭などの原形を存するものは少ない。横穴入口は方一メートル前後で単室のものが多く、奥行二―三メートル、奥壁(玄室)には後世観音像や龕が彫込まれ、あるいは仏像が嵌入されている。そのため百観音ともいわれるが、当横穴墓群はおよそ古墳時代後期のものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む