長岡遺跡(読み)ながおかいせき

日本歴史地名大系 「長岡遺跡」の解説

長岡遺跡
ながおかいせき

[現在地名]茨城町長岡

涸沼前ひぬままえ川の左岸の斜面台地、国道六号を水戸へ向かって西側の台地上に位置する。旧長岡村立長岡中学校建設のさい敷地内に遺跡のあることが判明、昭和二七年(一九五二)発掘調査された。まだ県内の弥生式土器様相が不明な時期に、十王台式土器に先行する長岡式土器が発見され、当地方の標準遺跡となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 前期

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android