長床子(読み)ながしょうじ

精選版 日本国語大辞典 「長床子」の意味・読み・例文・類語

なが‐しょうじ‥シャウジ【長床子】

  1. 〘 名詞 〙 床子一種禁中行事諸司の座として用いる。数人いっしょに腰を掛けるために甲板(こういた)を長く作った腰掛
    1. [初出の実例]「延長三年正月二日、吏部記云。〈略〉四位五位用長床子」(出典:西宮記(969頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android