諸司(読み)ショシ

精選版 日本国語大辞典 「諸司」の意味・読み・例文・類語

しょ‐し【諸司】

  1. 〘 名詞 〙 多くのさまざまな役所。また、そこにいる多くの役人。文武百官。百司。
    1. [初出の実例]「凡諸司奏事。皆不長官。不輙奏」(出典令義解(718)公式)
    2. 「我が身を平新王と号し、百官をなし、諸司を召し仕ひけるが」(出典:保元物語(1220頃か)下)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐桓公一三年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android