諸司(読み)ショシ

デジタル大辞泉 「諸司」の意味・読み・例文・類語

しょ‐し【諸司】

多く役所。また、その役人百司
「―の下人どもの、したり顔に、なれたるもをかし」〈徒然・二三〉

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精選版 日本国語大辞典 「諸司」の意味・読み・例文・類語

しょ‐し【諸司】

  1. 〘 名詞 〙 多くのさまざまな役所。また、そこにいる多くの役人。文武百官。百司。
    1. [初出の実例]「凡諸司奏事。皆不長官。不輙奏」(出典令義解(718)公式)
    2. 「我が身を平新王と号し、百官をなし、諸司を召し仕ひけるが」(出典:保元物語(1220頃か)下)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐桓公一三年〕

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