長時(読み)チョウジ

デジタル大辞泉 「長時」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐じ〔チヤウ‐〕【長時】

長い時間。長時間
(副詞的に用いて)いつでも。常時
八人臣下―に伺候して」〈太平記三五

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「長時」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐じチャウ‥【長時】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぢょうじ」とも。副詞的にも用いる ) 長い時間。長時間。また、いつでも。常時。
    1. [初出の実例]「故能磷石長時、積六度之行」(出典:性霊集‐七(835頃)和気夫人於法花寺奉入千燈料願文)
    2. 「天子の傍には大史官とて八人の臣下、長時に伺候して」(出典:太平記(14C後)三五)

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