長期国債(読み)チョウキコクサイ

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精選版 日本国語大辞典 「長期国債」の意味・読み・例文・類語

ちょうき‐こくさいチャウキ‥【長期国債】

  1. 〘 名詞 〙 償還期間が五年をこえる国債。通常、期限一〇年のものをいい、期限一五年と二〇年のものは超長期国債という。〔投機市場論(1926)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「長期国債」の意味・わかりやすい解説

長期国債
ちょうきこくさい
long-term national bond

一般に償還期間が6年以上の国債をいう。通常,10年物の利付国債を指すが,このほか 15年物および 20年物があり,10年を超すものを超長期国債と呼んでいる。 1965~71年度に発行された長期国債は7年物で,81年度発行の私募債に6年物もあったが,現在はいずれも償還期限を過ぎている。利付き 10年の長期国債は,国債発行高の主流をなしており,その大部分原則として毎月のシンジケート団引受けとなっているが,87年度からその一部について定率公募方式が導入された。

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世界大百科事典(旧版)内の長期国債の言及

【国債】より

…なお,国債と地方債を総称して公債という。
【国債の制度】
 国債は償還期限により分類すると,償還期限が1年未満のものを短期国債,1年以上のものを長期国債という。長期国債のうち5年以内の償還期限のものは,一般に中期国債と呼ばれている。…

※「長期国債」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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