長沢千代造(読み)ナガサワ チヨゾウ

20世紀日本人名事典 「長沢千代造」の解説

長沢 千代造
ナガサワ チヨゾウ

大正・昭和期の新聞経営者,広告人 全日本広告連専務理事。



生年
明治26(1893)年

没年
昭和47(1972)年10月31日

出生地
東京

学歴〔年〕
早稲田大学専門部〔大正3年〕中退

主な受賞名〔年〕
黄綬褒章〔昭和39年〕,勲五等瑞宝章〔昭和42年〕

経歴
大連の遼東新報を経て昭和11年同盟通信社に転じ、17年中部日本新聞社創立に参加、常務、業務局長。22年創設された日本広告会専務理事、28年全日本広告連盟創設で専務理事、事務局長、45年相談役となった。日本ABC協会、日本広告主協会、全日本広告協議会などの設立にも参画、広告業界発展に寄与した。著書「砂けぶり」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長沢千代造」の解説

長沢千代造 ながさわ-ちよぞう

1893-1972 大正-昭和時代の新聞経営者,広告人。
明治26年生まれ。大連の遼東新報社から昭和11年同盟通信社にうつる。17年戦時統合で生まれた中部日本新聞社の常務・業務局長となる。戦後,日本広告会,全日本広告連盟の専務理事をつとめた。昭和47年10月31日死去。79歳。東京出身。早大中退。著作に「砂けぶり」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android