デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長津王」の解説 長津王 ながつおう ?-? 奈良時代,淳仁(じゅんにん)天皇の弟三原王の王子。天平宝字(てんぴょうほうじ)8年(764)三長真人(みながのまひと)の氏姓をあたえられて臣籍におろされ丹後(京都府)に流された。藤原仲麻呂(なかまろ)の乱に連座したらしい。宝亀(ほうき)2年ゆるされて皇籍に復し,のち鍛冶正(かぬちのかみ),図書頭(ずしよのかみ)を歴任した。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例