長津王(読み)ながつおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長津王」の解説

長津王 ながつおう

?-? 奈良時代,淳仁(じゅんにん)天皇の弟三原王の王子
天平宝字(てんぴょうほうじ)8年(764)三長真人(みながのまひと)の氏姓をあたえられて臣籍におろされ丹後(京都府)に流された。藤原仲麻呂(なかまろ)の乱に連座したらしい。宝亀(ほうき)2年ゆるされて皇籍に復し,のち鍛冶正(かぬちのかみ),図書頭(ずしよのかみ)を歴任した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android