長津王(読み)ながつおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長津王」の解説

長津王 ながつおう

?-? 奈良時代,淳仁(じゅんにん)天皇の弟三原王の王子
天平宝字(てんぴょうほうじ)8年(764)三長真人(みながのまひと)の氏姓をあたえられて臣籍におろされ丹後(京都府)に流された。藤原仲麻呂(なかまろ)の乱に連座したらしい。宝亀(ほうき)2年ゆるされて皇籍に復し,のち鍛冶正(かぬちのかみ),図書頭(ずしよのかみ)を歴任した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android