長町場(読み)ながちょうば

精選版 日本国語大辞典 「長町場」の意味・読み・例文・類語

なが‐ちょうば‥チャウば【長町場・長丁場】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 宿場と宿場との間の道のりが、距離的、時間的に長いこと。また、長い道のり。
    1. [初出の実例]「京大坂および芸州宮嶋までの長丁場(ナガテウバ)を歴(へ)て」(出典滑稽本東海道中膝栗毛発端(1814)序)
  3. 仕事などが一段落するまでに時間が長くかかること。また、時間の長くかかる物事
    1. [初出の実例]「何しろ十六年、足かけ十七年かかる長町場(ナガチャウバ)道中双六だから」(出典:愚弟賢兄(1929)〈佐々木邦〉馬鹿だなあ!)
  4. 歌舞伎で、時間が長くかかる場面のこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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