道中双六(読み)ドウチュウスゴロク

デジタル大辞泉 「道中双六」の意味・読み・例文・類語

どうちゅう‐すごろく〔ダウチユウ‐〕【道中双六】

東海道五十三次の絵を順次渦巻き形に描いた絵双六江戸を振り出しに進み、京で上がりとする。旅双六

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精選版 日本国語大辞典 「道中双六」の意味・読み・例文・類語

どうちゅう‐すごろくダウチュウ‥【道中双六】

  1. 〘 名詞 〙 絵双六の一種。東海道五十三次を、順次うず巻形に描き、振出しとして下端に江戸品川を、上がりとして中央京都をおく。貞享一六八四‐八八)の頃、浄土双六にまねて作ったといわれる。旅双六。
    1. [初出の実例]「きけばだうちうすご六があるげな」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)上)

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「道中双六」の解説

道中双六
(通称)
どうちゅうすごろく

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
伊賀越道中双六
初演
天明3.9(大坂・嵐座)

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