長谷川銀作(読み)ハセガワ ギンサク

20世紀日本人名事典 「長谷川銀作」の解説

長谷川 銀作
ハセガワ ギンサク

大正・昭和期の歌人



生年
明治27(1894)年2月11日

没年
昭和45(1970)年10月13日

出生地
静岡県静岡市

学歴〔年〕
東京商卒

主な受賞名〔年〕
日本歌人クラブ推薦歌集(第7回)〔昭和36年〕「夜の庭」

経歴
若山牧水に師事し、大正6年「創作入社、8年牧水夫人喜志子の妹潮みどりと結婚、翌9年より11年まで「創作」の経営にあたる。昭和2年みどり死去、3年再婚。戦後「創作」の復刊発行尽力。歌集に「桑の葉」「烟景」「木原」「寸土」「長谷川銀作歌集」、他に「牧水襍記」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長谷川銀作」の解説

長谷川銀作 はせがわ-ぎんさく

1894-1970 大正-昭和時代の歌人。
明治27年2月11日生まれ。大正6年若山牧水の「創作」に参加し,のちその発行・経営にあたる。牧水の妻若山喜志子の妹,桐子(潮(うしお)みどり)と結婚。戦後は「創作」の復刊,「余情」の創刊につくした。昭和45年10月13日死去。76歳。静岡県出身。東京高商(現一橋大)卒。歌集に「桑の葉」「寸土」など。
格言など】泣きながら通りゆく児を見むとして机の上の眼鏡をさがす(「寸土」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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