長谷川馬光(読み)はせがわ ばこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長谷川馬光」の解説

長谷川馬光 はせがわ-ばこう

1685-1751 江戸時代中期の俳人
貞享(じょうきょう)2年10月11日生まれ。幕臣。山口素堂にまなび,2代其日庵(きじつあん)となる。享保(きょうほう)16年中川宗瑞らと「五色墨(ごしきずみ)」を刊行し,俳壇に影響をあたえた。寛延4年5月1日死去。67歳。江戸出身。本姓須田。名は直行通称は半左衛門。別号に素丸,一練窓,曇華斎など。編著に「湯山紀行」「俳諧藪うくひす」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の長谷川馬光の言及

【葛飾派】より

…素堂の別号其日庵(きじつあん)を継ぐ者が代々中心となった。素堂は隠者然とした人で俳壇経営などには関係しなかったが,晩年に俳諧を指導した長谷川馬光(初め白芹(はくきん),ついで素丸(そまる)。1685‐1751)が其日庵2世を継ぎ,以下,伝えられることになった。…

※「長谷川馬光」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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