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長距離砲 ちょうきょりほうlong-range gun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

長距離砲
ちょうきょりほう
long-range gun

遠戦火砲とも呼ばれる。遠方の目標を射撃するために,大射程をもつ火砲。初速が大きく平射弾道をもつカノン砲が用いられ,砲身がきわめて長いことが特徴である。第2次世界大戦で使用されたアメリカの8インチ (20cm) 砲で 32km,ドイツの 170mm砲で 27kmの射程をもっていた。旧日本陸軍では九六式 15cmカノン砲が最大であり,26kmの射程をもっていた。重量が大きいことから移動にあたっては分解するか,強力な牽引車を必要とする。史上では,第1次世界大戦でドイツ軍がパリを砲撃するのに用いたことから「パリ砲」と呼ばれた 21cm砲が最大,最大射程は 130kmであった (→ベルタ砲 ) 。

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