長野村(善光寺町)(読み)ながのむら

日本歴史地名大系 「長野村(善光寺町)」の解説

長野村(善光寺町)
ながのむら

東は三輪みわ上松うえまつ二村と境し、南は鐘鋳かない川によって妻科つましな(現南長野)鶴賀つるが村と境し、西はこし(現西長野)に接続し、北は湯福ゆぶく川で箱清水はこしみず(現長野)と境する。善光寺を中心とした門前集落で、村名の初見は慶長六年(一六〇一)九月一六日の大久保長安等連署証文(善光寺文書)で、「善光寺御寺領之割」に「一弐百五拾石 信州水内郡之内長野」とある。同年七月二七日の徳川家康寄進状(同文書)に、

<資料は省略されています>

とあるように、長野村は善光寺領と定まり、以後、江戸時代を通じて善光寺の支配するところであった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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