長鎖脂肪酸(読み)チョウサシボウサン

デジタル大辞泉 「長鎖脂肪酸」の意味・読み・例文・類語

ちょうさ‐しぼうさん〔‐シバウサン〕【長鎖脂肪酸】

分子に含まれる炭素数が11以上の脂肪酸魚油成分であるエイコサペンタエン酸大豆油コーン油などのリノール酸オリーブオイルオレイン酸などに含まれる。

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化学辞典 第2版 「長鎖脂肪酸」の解説

長鎖脂肪酸
チョウサシボウサン
long-chain fatty acid, higher fatty acid

炭素数11以上の脂肪酸.生体の脂質には鎖長が16~20のものが多く含まれるが,炭素数24~30の極長鎖脂肪酸も存在する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「長鎖脂肪酸」の解説

長鎖脂肪酸

 高級脂肪酸ともいう.炭素数14以上の脂肪酸で,広く自然界分布.食用脂肪の構成脂肪酸もほとんどが長鎖脂肪酸.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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