門外村(読み)かどけむら

日本歴史地名大系 「門外村」の解説

門外村
かどけむら

[現在地名]弘前市門外かどげ

弘前城下南東にあり、西は大清水おおしみず村、南は清水森しみずもり村、東南は堀越ほりこし村に続く。村の西南から東にかけて大和沢おおわさわ川が流れる。

暦応四年(一三四一)七月七日の曾我師助預状(遠野南部文書)に次のようにある。

<資料は省略されています>

この加土計かどけ郷は門外村を含む地域をさすと思われ、南北朝時代には北朝方の曾我氏の所領であったことがわかる。天文年間(一五三二―五五)の津軽郡中名字に「角県かとけ」とある。

門外村
もんのそとむら

[現在地名]奈良市佐紀さき

超昇寺ちようしようじ村北方に所在。現地では「モンガイ」ともいう。寛永一六年(一六三九)から元禄一五年(一七〇二)までの間に超昇寺村から分れ、郡山藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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