門間村
かどまむら
[現在地名]木曾川町門間
馬寄村の北、高田村(以上現一宮市)の西南に位置する。「尾張志」に「名古屋の西北六里にあり、間をあるひは真とも書けり、枝村二所ありて福塚村・八幡村といふ、当所以覚寺の阿弥陀の画像のうら書に享禄四年辛卯十一月二十八日尾州羽栗郡上門真荘八幡村福蔵坊と記せり」とある。上門真庄の本拠地とみられる。この村の枝郷の八幡の地にある「八幡社」を式内社伊富利部神社とみる書もあり、「大日本地名辞書」は、門間八幡宮として、門真庄の鎮守社としている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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