開かす(読み)あかす

精選版 日本国語大辞典 「開かす」の意味・読み・例文・類語

あか‐・す【開す】

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「あく(開)」の未然形上代尊敬助動詞「す」の付いたもの ) おあけになる。お開きになる。
    1. [初出の実例]「夏草のあひねの浜のかき貝に足踏ますな阿加斯(アカシ)てとほれ」(出典古事記(712)下・歌謡)

開かすの補助注記

「古事記」の例は、夜を過ごす意の「明かす」と解する説もある。


ひらか・す【開】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 開くようにさせる。
    1. [初出の実例]「三里あまり船をひらかし、遙に後方を見かへり給へば」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)拾遺)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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