開拓使官有物払い下げ事件(読み)カイタクシカンユウブツハライサゲジケン

デジタル大辞泉 の解説

かいたくしかんゆうぶつはらいさげ‐じけん〔カイタクシクワンイウブツはらひさげ‐〕【開拓使官有物払い下げ事件】

明治14年(1881)、北海道開拓使長官の黒田清隆が、1400万円余を投じて得た船舶鉱山などの官有物を、同郷薩摩の政商五代友厚らの関西貿易商会に38万円余、無利子30年賦で払い下げようとして政治問題化した事件世論や自由民権派の攻撃により払い下げは取りやめとなった。

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