開村(読み)かいそん

精選版 日本国語大辞典 「開村」の意味・読み・例文・類語

かい‐そん【開村】

  1. 〘 名詞 〙 村を新たにつくること。

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日本歴史地名大系 「開村」の解説

開村
ひらきむら

[現在地名]瀬高町河内かわち

堀切ほりきり村の東、飯江はえ川北岸にある。対岸三池みいけ今福いまぶく(現高田町)。天正八、九年(一五八〇、八一)頃と思われる年月日欠の浜田村等坪付(田尻家文書/佐賀県史料集成七)では、龍造寺氏と蒲池鎮並が和談した場合には「ひらき村」二五町など計三三八町を田尻鑑種に知行地として与えるとしている。ただし年月日未詳の蒲池鎮並本地その外を記した村付(田尻家譜/大和町史資料編)には「廿五町 ひらき村」の注記に「黒木領」とある。文禄四年(一五九五)の知行方目録に開村とあり、高二七四石余、「よしかた」分は高八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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