開進(読み)カイシン

デジタル大辞泉 「開進」の意味・読み・例文・類語

かい‐しん【開進】

[名](スル)
文明人知が開け進むこと。
「―の歩頗る迅速にして」〈織田訳・花柳春話
隊形が、縦隊から横隊に変わること。

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精選版 日本国語大辞典 「開進」の意味・読み・例文・類語

かい‐しん【開進】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 文物や人知また、物事が開け進むこと。
    1. [初出の実例]「開進(カイシン)の歩頗る迅速にして」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二四)
    2. [その他の文献]〔漢書‐貢禹伝〕
  3. 隊形が縦隊から横隊に移ること。
    1. [初出の実例]「渡船する部隊は渡船前乗船点に成るべく近く開進せしむるを便とす」(出典:歩兵操典(1928)附録)

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