人知(読み)ジンチ

デジタル大辞泉 「人知」の意味・読み・例文・類語

じん‐ち【人知/人×智】

人間知恵。人間の知能。「―を尽くす」「―の及ぶところではない」
[類語]英知衆知全知奇知文明理知理性才知知性悟性故知知恵インテリジェンス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人知」の意味・読み・例文・類語

じん‐ち【人知・人智】

  1. 〘 名詞 〙 人間の知識・知恵。
    1. [初出の実例]「此条神慮猶測、人智豈可決乎」(出典兵範記‐仁安三年(1168)一二月二五日)
    2. 「人智を極めし百般精巧の機械」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉二)
    3. [その他の文献]〔汲蒙周書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「人知」の読み・字形・画数・意味

【人知】じんち

人の知。〔淮南子、主術訓〕此れに由りて之れをれば、則ち人知の物に於けるや淺し。而るに以て(あまね)くを照らし、方を存せんと欲するも、~則ち其れ窮してせざらん。

字通「人」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android