間に合す(読み)マニアワス

デジタル大辞泉 「間に合す」の意味・読み・例文・類語

ま‐に‐あわ・す〔‐あはす〕【間に合(わ)す】

[動サ五(四)]間に合わせる」に同じ。「借りて―・そう」
[動サ下二]まにあわせる」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「間に合す」の意味・読み・例文・類語

ま‐に‐あわ・す‥あはす【間合】

  1. [ 1 ] 〘 連語 〙まにあわせる(間合)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
    1. 一定時期までに物事をする。一定の時日に間に合うように事を運ぶ。
      1. [初出の実例]「仕込みに間にあわすためにふだんせっせと結んだ」(出典:湯葉(1960)〈芝木好子〉)
    2. 代わりのものを使って、その場の役に立てる。一時しのぎをする。
      1. [初出の実例]「嘘としりながらも、間に合してとりはやす侫人をば、透者(すいじゃ)上手者とほめそやしぬるより」(出典浮世草子・好色破邪顕正(1687)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android