間野貞一(読み)マノ テイイチ

20世紀日本人名事典 「間野貞一」の解説

間野 貞一
マノ テイイチ

大正・昭和期の園芸家



生年
明治30(1897)年4月28日

没年
昭和38(1963)年6月26日

出生地
岡山県賀陽郡足守町(現・岡山市)

学歴〔年〕
足守尋常高等小学校〔明治45年〕卒

主な受賞名〔年〕
足守町名誉町民章〔昭和39年〕

経歴
郷里岡山県足守で家業の果樹栽培従事。大正時代中頃から露地ブドウやメロンなどの試作をはじめ、昭和2年には専用温室によるメロン栽培に成功。その後も積極的に品種改良や栽培指導などを行い、足守産のメロンの価値を高めた。6年からはセロリの栽培も手がけるようになり、のちの山手セロリの基礎確立戦後花卉を主に栽培した。39年足守町名誉町民章を受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「間野貞一」の解説

間野貞一 まの-ていいち

1897-1963 大正-昭和時代の園芸家。
明治30年4月28日生まれ。岡山市で家業の果樹栽培に従事し,大正中期から露地ブドウの研究をはじめる。昭和2年メロンの専用温室での栽培に成功,6年セロリを試作,足守メロン,山手セロリの基礎をつくった。昭和38年6月26日死去。66歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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