関あじ(読み)せきあじ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「関あじ」の解説

関あじ[水産]
せきあじ

九州・沖縄地方、大分県の地域ブランド。
豊後水道のなかでも急流で知られる佐賀関産のあじ太平洋黒潮瀬戸内海の潮がぶつかりあうなか荒波に揉まれ成長したあじは、身が引き締まっている。一本釣りで漁獲されるのが特徴。鮮度保持のため魚に触れず目測で買い取る面買いがおこなわれ、徹底した商品管理がなされている。高級魚として市場で人気を集めている。2006(平成18)年11月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5005587号。地域団体商標の権利者は、大分県漁業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「関あじ」の解説

関あじ

大分県大分市の佐賀関漁港で水揚げされる一本釣りのマアジ関さばと並ぶ高級銘柄魚。地域団体商標。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android