関あじ(読み)せきあじ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「関あじ」の解説

関あじ[水産]
せきあじ

九州・沖縄地方、大分県の地域ブランド。
豊後水道のなかでも急流で知られる佐賀関産のあじ太平洋黒潮瀬戸内海の潮がぶつかりあうなか荒波に揉まれ成長したあじは、身が引き締まっている。一本釣りで漁獲されるのが特徴。鮮度保持のため魚に触れず目測で買い取る面買いがおこなわれ、徹底した商品管理がなされている。高級魚として市場で人気を集めている。2006(平成18)年11月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5005587号。地域団体商標の権利者は、大分県漁業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android