20世紀日本人名事典 「関みさを」の解説 関 みさをセキ ミサオ 昭和期の国文学者,歌人 東京府立第一高等女学校教諭。 生年明治26(1893)年3月1日 没年昭和48(1973)年2月10日 出生地山形県上山市 学歴〔年〕東京女子高等師範学校卒 経歴東京女子高等師範学校卒業後は東京府立第一女学校教諭を務める。日本の古典文学を専門とし、中でも「万葉集」「源氏物語」「枕草子」に通暁。また、歌人としても活躍し、「関みさを歌集」「五月野」などの歌集があるほか、明治大正期の女流歌人与謝野晶子の研究でも知られる。著書は他に「源氏物語女性考」「源氏物語の精神史的研究」などがある。夫はドイツ文学者の関泰祐。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関みさを」の解説 関みさを せき-みさを 1893-1973 昭和時代の国文学者,歌人。明治26年3月1日生まれ。東京女高師(現お茶の水女子大)を卒業し,東京府立第一高女教諭となる。「万葉集」「源氏物語」「枕草子」に精通し,与謝野晶子を研究。ドイツ文学者関泰祐(たいすけ)と結婚した。昭和48年2月10日死去。79歳。山形県出身。著作に「源氏物語女性考」,歌集に「関みさを歌集」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例