関之(読み)せき いたる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関之」の解説

関之 せき-いたる

1903-2001 昭和-平成時代の検察官,弁護士
明治36年3月19日生まれ。昭和9年検事となり,東京控訴院検事などをへて,23年発足した人権擁護局の第一課長。27年公安調査庁総務部長となり,破壊活動防止法草案を作成する。38年最高検の検事,41年総務部長。同年弁護士に転じ,中央学院大教授となった。平成13年4月25日死去。98歳。長野県出身。東京帝大卒。著作に「近代人権宣言論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android