関如来(読み)セキ ニョライ

20世紀日本人名事典 「関如来」の解説

関 如来
セキ ニョライ

明治〜昭和期の新聞記者,美術評論家



生年
慶応2年11月16日(1866年)

没年
昭和13(1938)年2月20日

出生地
奈良県

本名
関 厳二郎

別名
別号=履長,自然庵

経歴
明治27〜大正2年読売新聞記者。樋口一葉の家に出入りし、一葉の「水のうへ日記」にもその名が登場。退社後美術評論家となり、第2次院展創設時、横山大観画壇革新活躍雑誌「塔野」に「日本画壇回顧四十年」を連載した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関如来」の解説

関如来 せき-にょらい

1866-1938 明治-大正時代の新聞記者,美術評論家。
慶応2年11月16日生まれ。関鑑子(あきこ)の父。読売新聞記者,のち美術評論家として活躍。大正3年日本美術院再興の際には横山大観とともに画壇革新に尽力した。昭和13年2月20日死去。73歳。大和(奈良県)出身本名は巌二郎。著作に「明治大正美術側面史」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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