日本大百科全書(ニッポニカ) 「関崎」の意味・わかりやすい解説 関崎せきざき 大分県大分市北東部に位置する佐賀関半島東端の岬。地蔵崎ともいう。愛媛県の佐田(さだ)岬と相対し、その間13.5キロメートルを豊予海峡(ほうよかいきょう)(速吸(はやすい)瀬戸)といい、潮流が激しい。標高40メートルの岬端に、1901年(明治34)初点の灯台がある。地蔵崎の別名は、養老(ようろう)年間(717~724)に役行者(えんのぎょうじゃ)が安置したと伝える波除(よ)け地蔵があることによる。日豊海岸国定公園(にっぽうかいがんこくていこうえん)に含まれる。佐賀関バスセンターから徒歩1時間。[兼子俊一][参照項目] | 役行者 | 佐賀関 | 佐賀関半島 | 日豊海岸国定公園 | 豊予海峡 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の関崎の言及 【地蔵崎】より …大分県東部,佐賀関半島先端の岬。一般には関崎と呼ばれる。眼前の豊予海峡(速吸瀬戸(はやすいのせと))は航海の難所で,養老年間(717‐724)役行者(えんのぎようじや)がここで難破したとき,地蔵尊があらわれたという伝説によってこの地名がついたといわれる。… ※「関崎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by