関本理恩(読み)せきもと りおん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関本理恩」の解説

関本理恩 せきもと-りおん

1806-1878 江戸後期-明治時代の華道家。
文化3年生まれ。和泉(いずみ)(大阪府)の人。弘化(こうか)3年江戸に出,古流3代の関本理遊に師事。嘉永(かえい)元年養子となって古流4代をつぎ,流派の興隆をもたらした。のち加賀にうつった。明治11年10月16日死去。73歳。本姓は山田。名は以貫。通称は茂樹。号は松盛斎。著作に「生花松の志津玖(しづく)」「古流生花口訣抄」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の関本理恩の言及

【古流】より

…理遊は文化・文政年間(1804‐30)という江戸後期文化の華やかな時代に,未生流などの花形理念形成の刺激を受け,古流の花形の規矩を明確化し出版活動とあわせ古流の声名を高めた。4世関本理恩はこの涼宇の花形理念をさらに発展させてそれを理論づけ,未生流に対して古流生花としての天地人三才格の理論化を行った。明治時代には理恩の後,分派をする傾向を生じ,ことに金沢の古流会頭近藤理清が5世家元となって,古流の中心が関東と北陸に分かれて以来その傾向はいっそう強まった。…

※「関本理恩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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